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在宅診療部 |
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| 在宅療養支援診療所であるハートクリニックは在宅療養に注力しております。 |
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沿 革 |
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現院長が、先代院長を自宅で看取ったことから、かなり深く在宅での看取りを
意識するようになりました。
医師1名で診療していた当時から、がんの末期を在宅で看取ることに注力しました。
ターミナルステージでは日に何度も患家を訪れるため、外来診察を中断して
一般患者さんに長らく待ってもらうこともしばしばでした。
これを打破するべくクリニック新築にあたり、複数医師体制とバックベッドを備えた
現体制を構想しました。往診・訪問診療といった、在宅で療養を行う患者さんの情報を
一元管理し、よりレベルアップするために在宅診療部というチームを編成しました。
患者さんとの窓口・ケアマネージャーさんや、関わる全ての外部関係者とのやり取りを
スムーズに行うことが目的です。そして、これまでたくさんいる職員の誰に相談すればいいのかといった問題を解消します。
また、在宅でニーズの高いリハビリテーションの充実のため、2007年4月1日より、
新たに訪問リハビリテーション事業も開始し、この窓口も在宅診療部で行います。 |
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在宅診療部の担当者 |
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| 在宅診療部 担当者一覧 |
| 看護主任 |
足達千鶴 |
| 看護師 |
池田ゆかり |
| 准看護師 |
衛藤隼人 |
| 理学療法士 |
須藤洋明 |
専用電話番号 TEL568-1199 / FAX569-4891
電子メールアドレス zaitaku@heart-cl.com |
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在宅ホスピスについて 〜院長・小野医師が経験した「家族を看取るということ」〜 |
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| 院長 小野 隆宏 |
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父が他界してまもなく2年になる。
父は67歳で膵臓癌を発症し、発見時にはすでに手の
施しようのない状況であった。私はすぐに父にすべてを
告知した。父は最後の10ヶ月を住み慣れた家で、家族、
親戚そして多くの友人と語らい過ごした。主治医は私であり |
家族が協力し看護にあたった。このケアが現在も私が在宅ホスピスケアを
始めるきっかけとなった。以来、2年間で10人の末期癌患者を在宅で看取り、
数名の患者をかかえている。
緩和ケアの目的は、患者と家族の可能な限り最良のQOLの達成である。
緩和ケアは生命を肯定し、死を自然の過程と捉え、死を早めることも引き伸ばす
こともしない。疼痛やその他の不快な症状を緩和し、死が訪れるまで可能な限り
積極的に生きられるようにサポートし、家族に対しても闘病期間中のみならず、
死別後も悲歎を乗り越えられるようにサポートを提供する(WHO)ことである。
大分でもホスピスや緩和病棟が整備されつつある。
しかし、在宅ホスピスケアはまだ十分に認識され普及しているとはいえない。
選択肢の一つとして与えられることから始まるのだが、病院では、「この状態では
まず無理」、患者は「皆に迷惑をかけるから」、家族は「いざというときに病院で
ないと不安」。こういった理由から選択肢として取り上げられないことが
多いのが現状であろう。
しかし、これは医療従事者の在宅緩和ケアに対する認識の低さからくるものであり、
また、病院のほうが安心という のは、実は患者の苦しむ姿が家族の目から
離れがちで見えていないだけであり、その間、患者は身体的苦痛と家族からの
隔離と孤独という二重の苦痛を味わっているのではないだろうか。
人生の最期を迎える患者にとって、必要なものは最新の医療機器ではなく、
住み慣れた環境と愛する家族の温もりではないだろうか。
実際に私たちが在宅で看取った患者は皆、とても穏やかな死に顔であり、
家族も疲労の表情の中にも、最愛の人を最後まで看てあげられたという
満足げな表情がにじみでていると思うのである。
在宅ケアの成功の鍵は家族であり、家族を含めたケアが不可欠である。
在宅ホスピスには告知の問題、介護者の(心身ストレス)問題、サポートする
医療・福祉チームの問題、死への恐怖を軽減させる宗教の問題など、
様々な問題が存在するが、住み慣れた家で愛する人々に「ありがとう」といって
死ぬことを今一度考えてみる必要があると私は思っている。
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<大分県医師会会報より>
<第586号>平成15年7月10日 |
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