ハート通信 vol.44 平成20年7月1日号
お詫び(微量採血用穿刺器具の使用について) ~心配をおかけします~
既に新聞報道などでご存知の方もいらっしゃることと思いますが、血糖値などを調べるための微量採血器具の件で皆様にお詫びとご報告を申し上げます。当院では血糖値やPT(ワーファリンという薬の効果判定検査)測定の際、指先からごく少量の血液を採取するための器具(ソフトクリックス)を使用していました。この器具は針の部分が付け替えられる仕組みであり1回の検査ごとに針の交換を行っておりましたが、周辺のプラスチック部分(アルコール消毒を行っていました)が皮膚に接触するためこの接触部分を介してウイルスなどの感染が起こる可能性が否定できないとのことで、複数人への使用を行わないようにとの勧告がありました。同様の器具の使用により、これまで英国で2例、因果関係が否定できない感染症が報告されているようです。現在(6月以降)当院ではこの器具の使用を中止し、プラスチック部分ごと交換が出来るタイプの器具に全面変更して検査を行っています。これまでのところわが国では健康被害の報告は全くありません。0%に極めて近い確率とはいえ、問題の起こる可能性が否定できない器具を使用してきたことに関しまして、患者の皆様に不安を与えてしまうこととなり、ご迷惑をおかけしたことを心から深くお詫び申し上げます。原因は、厚生労働省からの勧告通知(FAX)を見落としていた私の責任であり、安全管理に対する認識の甘さを深く反省しております。今後は皆様に安心して医療を受けていただくことができるよう、職員一同、努力・精進していく所存です。なお、当該器具を使用した可能性の高い患者の皆様に対しまして、肝炎ウイルス検査を受けていただくようお願いとお詫びの通知を発送させて頂きました。ご意見、ご質問がございましたら当院スタッフまでお申し付け下さいますようお願いいたします。
(文責:院長 小野隆宏)
老人性眼瞼下垂について ~当クリニックで実施している形成外科領域②~
まぶたが垂れ下がった状態を眼瞼下垂といいます。様々な原因がありますが、加齢により皮膚がたるみ、徐々にまぶたが下がってくるものを老人性眼瞼下垂といいます。高度に進行すると、指でまぶたを引っ張り上げなければ目を開けにくくなりますが、徐々に進行するため気づきにくく、ほとんどの患者さんは無意識のうちに額の筋肉を補助的に使って目を開け、物を見ています。額の筋肉は頭の上部を通り、うなじ、肩へとつながっていますので、筋肉の緊張が続くことにより、頭痛、頭重感、肩こりなどを生じることがあります。まぶたを引き上げる筋肉の機能が保たれていれば、余分な皮膚を切除するだけで物が見やすくなり、頭痛や肩こりが治ることも期待できます。さらに、目もとの若返り効果を得ることができます。目をつむって眉毛を触わり、そのまま目を開けてみて下さい。眉毛が上に上がる感じがあれば、眼瞼下垂の可能性があります。また、鏡に映った顔を見て、眉毛が上がり額にしわがよっている場合も眼瞼下垂の可能性があります。 当院では筋肉の機能が正常に保たれている方に対し、皮膚切除による手術を行っています。この治療法は保険診療で行うことができますので、ご希望の方は受付にお問い合わせください。
(文責:副院長 佐藤治明)
新入職員紹介 ~よろしくおねがいします~
工藤さつき 看護師
はじめまして、6月23日より外来部門で勤務しています。これまでは、糖尿病専門のクリニックで糖尿病療養指導士として仕事をしていました。この経験を当クリニックでも少しでも活かしていけるよう頑張っていきます。当クリニックには自分を含め検査技師・薬剤師にも糖尿病療養指導士がおりますので、共同して研鑽していきたいので是非ともお気軽に声を掛けてください。休日は息子(中1・中3)の野球の試合の応援に走り回り、家では韓流ドラマにはまって過ごしています。
編集後記
採血器具に関してはご心配おかけして申し訳ありません。気持ちを引き締めより一層安全に関する業務レベルを上げて取り組んで参ります。 看護師の新規採用職員が続々と勤務を開始します。この通信の紹介ではスピードが追いつきません、新人だからといって容赦は不要ですので、皆様も一緒になってビシビシ鍛えてください。どうぞよろしくお願いします。
事務長 赤峯慎太郎





