ハート通信 vol.63 平成22年2月1日号
疾患に関する情報提供・皮ふ科編
よくみられる皮膚のできもの・・粉瘤(ふんりゅう)とは?
体中の何処にでも出来る良性の皮下腫瘍です。多くは背中や項、顔の頬や耳たぶなどにできて、俗に『脂肪の固まり』などといわれています。半球状の固まりとして触れ、真ん中にやや黒っぽい開口部が見られることもあります。皮膚に密着して周りより硬く触れます。
発生の原因は、判らない場合が多いのですが打撲や外傷などの後に起こることやニキビ痕にできることもあります。皮膚の成分が皮内や皮下に落ちて袋を形成し、その中に粥状をした垢や脂が貯まってできた固まりです。
あまり大きくならず自然に無くなることもありますが、多くは放っておくと徐々に大きくなりにぎりこぶし程度になることもあります。時には細菌感染を起こして急にその大きさを増し、赤く腫れて痛みを伴い『おでき』と間違われます。皮膚が破けると膿汁と臭い粥状の固まりを排出します。赤く腫れているときに膿を出そうとして無理に圧迫すると、袋が破れて脂肪織内に散らばり膿皮症という状態になる場合があり慢性化することもあります。無理に圧迫し内容物を排出することは避けて早めに医師に相談し薬の服用と処置を受けてください。
治療法は?
感染のない場合は手術的に摘出します。腫瘍の直径の1~2倍の長さで開口部を含めて紡錘形に皮膚切開をして内容物を袋ごと摘出し、皮膚縫合した後の傷をシワに沿わしたり、くさび形に切除したりして出来る瘢痕を目立たなくします。
感染のある場合、それが軽い場合は、抗生剤や抗炎症剤の投与で鎮静化させてから摘出します。感染が高度の場合は、一度、切開・排膿して開放治療(軟膏治療)を行い、傷が落ち着いた後、期間を置いて摘出します。しかし、感染のない場合に比べて治療期間が長くなり、キズ跡も劣ります。 (文責:副院長 形成外科 佐藤治明)
インフルエンザ予防接種について ~今後の対応について~
新型インフルエンザの爆発的な流行期は過ぎ去ったようで、マスコミに取り上げられる機会も激減しましたが、まだまだ患者さんは途切れません。季節型もボチボチ出始めているようです。
さて、予防接種についてですが品不足となった季節型騒動以来、新型もおおかたの接種希望者には行き渡ったようです。
当クリニックとしましては2月中については新型・季節型の希望者に随時接種対応いたします。3月以降については一旦態勢を解き、原則接種対象医療機関リストから外れる方向で検討しております。 もし、未接種で接種を希望される場合は早めにお申し出ください。
なお、新型予防接種では低所得者(市民税非課税)等世帯には行政から費用減免措置があります。12月までに接種を終えられている方は自己申告ですので、気になる方は受付までお問い合わせください。 (文責:副師長 赤峯俊子)
新入職員紹介
渕上知子・訪問看護ステーション ~どうぞよろしくおねがいします!!~
みなさん こんにちは。1月4日から訪問看護ステーションで勤務し、毎日、素晴らしいスタッフたちに囲まれ楽しく仕事させていただいてます。 私の信念は「常に自分らしく生きること」です。まだまだ、これからたくさんの事を学び、日々、成長していきたいと思っています。
私の趣味は、「温泉」「旅行」と「美味しいものを食べること」です。どこかお勧めのお店があれば、是非、教えて下さい。
クリニックの電話番号について ~どうぞご注意願います~
当クリニックの代表電話番号は568-5446です。 携帯電話からの発信も多くなってはきましたが、まだまだかけ間違えてよそ様のお宅へかけられるケースもあるようです。夜間、早朝などは特にご迷惑となりますのでくれぐれもご注意の上、発信願います。 また、受信側も4回線同時受信可能にしていますが、職員の応対などでお待たせするケース、4回線がふさがって話し中が続くケースなどもあります。 できうる限りの対処はしてまいりますので気になる点がありましたらどうぞ遠慮なくご意見くださいますようお願いいたします。 なお、医療法人優心会としては各事業所に専用回線を設けておりますので御用先に直接かけられるとお待たせする時間も短くて快適だと思いますのでお勧めいたします。
○デイケアセンター 569-4839 ○訪問看護ステーション 568-7007
○居宅介護支援事業所(ケアマネージャー) 569-4859 (文責:赤峯慎太郎)
編集後記
だんだんと日が長くなってきました。節分から春を感じる機会が多くなります。同時に年の初めの決意もだんだん薄らいでいく時期でもあります。今シーズンはこれまで季節性インフルエンザは過去にない出現の少なさです。このまま予防に緊張感で臨みましょう。





